「店潰れた。死にたい・・」脱サラして地獄にハマらないお店の作り方

2011年10月24日
幸運を招くネコ
脱サラして自分のお店を持ちたいと思ったことありませんか?

一度くらいは考えてみたことありますよね。

だけど、失敗して地獄にハマってしまう人はけっこう多いです。
「広告出したけど、まったく効果が無い!」
「固定客になってくれるお客さんがいない!」
「借りたお金が返せない!」


地獄にハマるイチバンの原因は、お店を始めるための情報不足が原因だと考えられます。
開店資金はどこで借りるのが良いか?
店の看板はどうするか?
オープンイベントは「いつ」「どうやって」やればいいのか?
広告やチラシはどうすればいいの?
固定客はどうやって作るのか?

今回は、最も失敗しやすいお店のオープンに絞って、生き残るためのポイントを書いてみたいと思います。




開店資金はどこで借りるのが良いか?

それは、公的団体の「創業支援融資」です。

「お金は銀行から借りるもんだろ」って思っていませんか?
いえいえ。銀行は金利が高いし、そもそも貸してもくれません。

店 「店やりたいので1000万貸してください」
銀行「担保は?家とか土地持ってませんか?」
店 「無いです」
銀行「じゃあ、店の実績教えてください」
店 「新規開店です」
銀行「じゃあダメです。貸せません。ありがとうございました」
店 「あれ?w」

そんなときは、意外と知られてませんが「創業支援融資」を真っ先に検討しましょう。
超低金利で、実績が無くてもお金を貸してくれる神様です。

例えば、東京に店を出すの場合、以下をご覧ください。
融資制度一覧

1パーセント以下の低金利で1000万借りれたりします。
区によっては、0.3パーセントなんていうタダで貸してるようなところもあります。
まずは、最寄りの商工会議所などで、どんな制度を利用できるか相談してみてください。

高金利な銀行で借りると、店の成功確率は極端に落ちます。
ファイナンスを軽視する経営は、破滅への第一歩です。


店の看板はどうするのか?

これは、店の知名度によって変わってきます。
店が地域の人達に認知されている(ブランド力がある)場合、「店名」を目立たせて「探している店はここですよ」とお客さんに知らせます。

逆に店が地域の人たちに認知されていない場合、「サービス名」を目立たせて「探しているサービスはここですよ」とお客さんに知らせます。

お客が、店自体を探しているときは「店名」。
サービスを探しているときは「サービス名」をメインにします。

お店が認知されていないオープン時は「サービス名」をメインにするのが無難です。
「店名」をメインにしても何の店か分からなければ、お客は来てくれません。

サービスを絵で表現すると、注目されやすく、サービス内容を具体的に想像できるため有効です。
また店のロゴやキャラクターを作るのも、お客の記憶に残りやすくなるため有効な方法です。

看板は24時間休まずお店を宣伝してくれる最高の相棒なので、妥協するとあとで後悔します。


オープンイベントは「いつ」「どうやって」やればいいのか?

実際のオープンから1,2週間ずらして、慣れてきた頃にやるのがベストです。

「いやいや。オープン当日に人を沢山集めて、景気よく盛大にやりたい!」って思いますよね?
これをやって失敗してしまう店は多いんです。

オープンイベントの最大の目的は「人を集める」ことではなく「固定客を作る」ことです。

オープンイベントに来るほとんどのお客は「お、新しい店ができたのか。ちょっと行ってみるか」という、お試し客です。
「意外と良かった」と思ってもらえれば、固定客になってくれます。
逆に「うーん・・イマイチかな」と思えば、また店に来てもらうのは難しいでしょう。

オープンで沢山の人が来ても、固定客になってくれなければ、その後の売上は急降下します。

よくある失敗例は、オープンで沢山の人が来たけど、スタッフのスキル不足のため店が回らず、お客の不満を買うことです。
忙しいときほど予想外のことが起こり、スタッフは混乱し収拾がつかなくなります。
こうなると、お客の店への印象は最悪なものとなり、また店へ来てもらうのは難しいでしょう。

対策としては、店のオープンイベントは実際のオープンから1,2週間ずらして、スタッフが仕事に慣れるのを待つことです。
予想外のことも事前に済ませておけば、オープンイベント時には余裕を持って対処できます。

「実際のオープンとオープンイベントが2週間ずれても大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが、そんなことお客は気にもしないので大丈夫です。
たまにお客からツッコまれることはありますが、逆にお客と話す良いきっかけになってくれます。

なんにせよ重要なのは、多くのお客が来るときに、最良の接客ができるよう最大限の準備をすることです。
オープンイベントは「固定客を作る!」これが最大の目的であり、今後の店の運命を決めます。


広告やチラシはどうすればいいの?

安売りの広告やチラシを作ってはいけません。
「まずは半額セールでお客を沢山集めよう!」って考えてると失敗します。

例えば、通常時は800円のラーメンを売っていて、イベント時は半額の400円にします。
安さを求めるお客は、他に安い店があれば次々に店を乗りかえていくため、固定客になりにくいです。

それどころか、今までの固定客にも、400円という基準がアンカリングされ通常の800円を高いと感じてしまい、店を離れていく傾向があります。

この状態になるとお客を呼び戻すため、半額イベントを繰り返すことになります。
そのときだけはお客が戻ってくるため、麻薬のような中毒性があります。
けど、半額イベント後の店はガラガラに。
潰れる多くの店が陥る、死のカウントダウンです。

安売りは、吉野家やマクドナルドといった強者の戦略です。
吉野家やマクドナルドは、圧倒的なバックボーンがあるからこそ、安い物を継続して提供することができます。
小さな店が真似しても、メリットが無いどころか、デメリットばかりです。

商品の値段を下げるより、おまけ付きイベントがオススメです。
例えば、ラーメンを頼めば、餃子がおまけで付いてくるなどのイベントです。
これならお客のラーメンに対する価格基準を下げずに済みます。

また、このおまけは利益率の高い商品にします。
味に自信のある餃子を食べてもらい、餃子の存在をアピールします。
これにより、イベントじゃない時もラーメンと一緒に利益率の高い餃子を頼んでくれる確率が高くなります。


固定客はどうやって作るのか?

先ほども書きましたが、オープンイベントや広告の目的は「人を集める」ことではなく「固定客を作る」ことです。

試しに来た人を固定客にするには、いかにお店の印象を良くするかが重要です。
印象を良くするには「ピークエンドの法則」を利用します。
「ピークエンドの法則」とは、「人の物事の印象は、ピーク時と終了時の快苦によって決まる」というものです。

会計後、店を出る瞬間に「ありがとうございました。またお越しください!」と、満面の笑みで店員に言われれば、それだけで「良い店だった」という印象がお客に残ります。

けど、お客に好印象を持ってもらえる最高の「ありがとうございました!」が言えるスタッフって少ないんですよね。

そんなときは、人が集まるイベント時だけ「看板娘」を臨時でスカウトしてきます。
身内や友達、知り合い、近所の人で最高の笑顔を作れる人をスカウトしましょう。
もし見つからなければ、自分がコンビニなどを利用したときに、好印象を持った店員さんに声をかけます。
「あなたの笑顔は最高です。来週の日曜、臨時でバイトしてもらえませんか?」と。
恥ずかしがってはいけません。お店の将来のためです。

ちょっと粘れば、用事がない限りOKしてくれる人は意外と多いです。

「看板娘」をスカウトできたら、レジをやってもらいます。
どんなに急がしくてもレジだけ。
余裕を持って、最高の「ありがとうございました!」を言ってもらう環境を作りましょう。

店のスタッフには「忙しいので臨時で来てもらった」と伝えます。
間違っても「笑顔が最高なので来てもらった」と言ってはいけません。
「私たちの笑顔は!?」っと、店のスタッフのモチベーションが大きく下がってしまいます。

小さな店が生き残っていくうえで重要なのは固定客をいかに増やして、維持していくかです。

ちょっとした工夫で売上がアップすると、お店の経営が面白くなってきます。



いかがだったでしょうか。お店作りのヒントは見つかりましたか?
「売れる法則」に興味のある方は、twitter「miyageyasan」をフォローいただけると幸いです。

※「確率」を「確立」と誤記してました。教えてくれた人ありがとう(^q^)

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