麻薬のような中毒性をもつキャッチコピー
「麻薬のような中毒性をもつキャッチコピー」とは、そのキャッチコピーを使えば沢山売れるから、一度使うとやめられなくなってしまうキャッチコピーです。
お客さんの感情に響くキャッチコピーを作るのは大変な作業ですが、このキャッチコピーはとても簡単に作れます。
麻薬のような中毒性をもつキャッチコピーの作り方
「今、売れてます」
これをPOPにして置いておくだけで、全然売れなかった商品が売れていきます。
作るのはとても簡単ですが、「今、売れてます」のPOPばかりだと、お客さんは「本当に売れているのだろうか」と不信に思います。
「今、売れてます」は、他のお客さんのその商品に対する客観的な評価です。
(お客さんはそう感じます)
なので、客観的な評価のパターンを変えてPOPにします。
「ランキング○位」
「○○推薦」
「あの○○も愛用している」
ランキング外なのにランキング1位とか、ウソを書くのは止めたほうがいいです。
(たまに来る監視員のようなお客さんにバレます)
ただランキング外の商品でもランキング上位にすることはできます。
自分のお店のランキングでもいいですし。
「○○推薦」「あの○○も愛用している」は、有名人や権威者が使っている商品は価値があるという、人間のバイアスを利用しています。
ただ、芸能人や大学教授に商品を推薦してもらったり、使ってもらうのは難しいです。
だけど、権威者を作ることはけっこう簡単です。
「現役東大合格者も愛用」
それなりに説得力ありませんか?
どんな商品に「麻薬のような中毒性をもつキャッチコピー」は有効か?
簡単にいえば「大衆向けの商品」です。
お客さんは「大衆向けの商品」を「とりあえず買っておこう」という買い方をします。
情報収集などをせずに手軽に買いたい商品です。
逆に「専門性の高い商品」は、お客さんに商品知識があり、その知識と集めた情報を元に商品を選んで買うため、このキャッチコピーはあまり効果ありません。
大衆向け商品に「今、売れてます」を使えば、お店関係のない他人が評価しているため、信用度は高かまって沢山売れるようになります。
最近の人気記事
簡単にできた。人の欲求からアイデアを考えるマーケティング手法「まとめる」ことで思考力は加速する!「思考の整理学」要点
プレゼンやブログが伝わる文章の基本。良書に学ぶ「書く技術」
潰れゆく商店街から学ぶ「売れないお店の法則」
ちょっとした工夫で利益を上げる「入口」の作り方
アイデアを大量生産できる最強のフレームワーク「オズボーンのチェックリスト」
お客の心理を操れば売上があがる!26の心理サイトまとめ
「店潰れた。死にたい・・」脱サラして地獄にハマらないお店の作り方
何でやらないの?繁盛店がやっている 本当に売れる「AIDMAの法則」