簡単にできた。人の欲求からアイデアを考えるマーケティング手法
人は誰でも欲求を持っています。
この欲求を中心にアイデアを考えると、とっても簡単にアイデアが出てきます。
今回は、人間の欲求からアイデアを考えるマーケティング手法を紹介したいと思います。
潰れゆく商店街から学ぶ「売れないお店の法則」
久しぶりに地元へ帰ると、子供の頃に遊んだ商店街のお店が潰れていていることが多くなってきました。
潰れた原因は「大型ショッピングセンターの進出」が大きな要因だと、世間では言われています。
なぜ人は商店街を捨て、ショッピングセンターへ行くのか?
それは、商店街にはお客さんが「できない」ことが多すぎるためだと考えられます。
今回は、潰れゆく商店街に当てはまる「売れないお店の法則」を書いてみたいと思います。
アイデアを大量生産できる最強のフレームワーク「オズボーンのチェックリスト」
若かりし頃、上司から「アイデアを出せ」「次の会議までにアイデアを考えておけ」と言われ、
そのたびに「またアイデアかよ・・・。」「全然思いつかない・・・。」と悩んだものです。
アイデア本を片っ端から読んで試してみましたが、そう簡単にはアイデアは出ないもので、上司へのアイデア報告は大変苦痛だったことを思い出します。
そんな当時の自分に「オズボーンのチェックリスト」を教えることができれば、ずいぶん状況は変わっていたのではないかと思います。
アイデア出しに困っている方、ぜひ「オズボーンのチェックリスト」を試してみてください。
脱サラしてフリーランス(個人事業主)になるためのリスクマネジメント
月曜の通勤時間は、サラリーマンの不幸度がマックスになるそうですね。
とはいっても「脱サラしたい!」って思いをいざ実行するとなれば躊躇してしまう人は多いと思います。
脱サラしてフリーランスになるときの不安を自身の経験で語る方もいます。
サラリーマン辞めて自由なフリーランスに!と息巻く人に刺しておきたい7つのクギ
たしかに脱サラするリスクはありますが、あまり怖がる必要もないんじゃないかと思っています。
結局は、そのリスクをどうコントロールして付き合っていくかです。
どのリスクをとって、どのリスクを分散して、どのリスクを回避するか。
今回は、脱サラして独立するときのリスクマネジメント視点で、引用元のブログ記事に書かれている7つのクギを抜けるように補足してみたいと思いますw
① 安定しない収入、貯金が減っていく恐怖
② 将来の生活・スキルの不安
③ 年金・健康保険は全部自分で
④ 確定申告などの会計、交渉事など全部自分で
⑤ 休んでも誰も稼いでくれない、手当ももらえない
⑥ 動かないと誰も助けてくれない、誰も教えてくれない
⑦ 人との交流は積極的にいかないと断たれ、孤独に苛まれるかもしれない
WEBサイト作成者に超オススメ!たった500円でプロのアドバイスが買える「ココナラ」の費用対効果がすごい!
7月にココナラというWEBサイトが正式オープンしました。
プロやセミプロの経験・知識・スキルを500円で取引できるサイトです。
誰でも「経験・知識・スキル」を出品したり、それを購入することができます。
人気のあるサービスは、自分の似顔絵を描いてくれたり、占いをしてくれたり、恋愛や仕事などへのアドバイスのようです。
(似顔絵は、友人の誕生日にあげると喜ばれるよ!)
さらには、オススメのお土産を教えてくれたり、業界の裏話をしてくれるマニアックなサービスまであったりと、そのサービスは様々。
そんな中でもWEBサイトを作っている人に超オススメなのが、自分のWEBサイトを診断をしてくれるサービスです。
サイトのアイデアやコンセプトを考えたり、デザイン、SEO対策、プログラミング、ユーザビリティ設計などを独学で。
しかし、いざEBサイトが完成してもなかなか成果が出ず、「自分のやってきたことは本当に正しいのか?」って疑問に思うことはありませんか?
相談できる人もおらず、ただ漠然に「どうしたらいいんだろう・・・?」って悩み続ける。
そんなとき、500円という手軽さで、プロからアドバイスをもらえるのが「ココナラ」です。
わたしは500円という安さにつられ、自分で作ったWEBサイトを診断してもらいました。
最初は、500円という安さもあり、その診断内容についてあまり期待していませんでした。
「まあ話のネタくらいになればいいかな」って思っていたくらいです。
しかし、いざ使ってみるとネガティブな期待を軽く裏切り、「素人の自分の思考に無かった視点」からの的確なアドバイスを親身にしてくれ、気づけば3日で5つのサービスを利用するヘビーユーザに。
そんな超オススメの「ココナラ」を購入者の立場として、紹介してみたいと思います。
※とくにベンチャーや個人経営者、副業者の方にオススメです。
脳に刻みこむ宣伝手法。広告のフレームワーク「SUCCESの原則」
商品をお客さんの脳に刻み込むには、どうやって宣伝すればいいのか?
これは多くのお店が苦しむ問題だと思います。
徹夜で作ったチラシであっても、商品の価値がお客さんになかなか伝わらず道端のゴミとなり、苦情の元凶になったなんて経験ないでしょうか。
この原因の多くは「知の呪縛」の仕業です。
つまり、知らないときの状態がわからなくなり、相手の理解できない話を繰り返してしまう、専門家に多くみられる知識の呪いと言われています。
この「知の呪縛」を振り払い、お客さんの脳に商品を刻み込める宣伝をするには、スタンフォード大学教授のチップ・ハース氏が提唱する「SUCCESの原則」というフレームワークを使うと効果的です。
キャッチコピー力を1ランク上げてくれる「メリットのメリット思考法」(プレゼンにも使えるよ)
お客さんのメリットは、メリットのメリットを考えろ。
これはわたしがプレゼンで失敗したときに、元上司から受け継いだちょっとしたおまじない。
このおまじないのおかげでキャッチコピーを考えるのがとても楽になった。
新人マーケターにありがちなマズローの欲求段階に関する間違い
マズローの欲求段階は人の欲求を5段階のピラミッド形式で表しています。
少し前までマズローの欲求段階は心理学用語の一つだったのですが、今では社会人なら誰でも知っているビジネス用語になっているかと思います。
だけど、新人マーケターの人たちは、マズローの欲求段階を勘違いして使っていることが多いです。
麻薬のような中毒性をもつキャッチコピー
「麻薬のような中毒性をもつキャッチコピー」とは、そのキャッチコピーを使えば沢山売れるから、一度使うとやめられなくなってしまうキャッチコピーです。
お客さんの感情に響くキャッチコピーを作るのは大変な作業ですが、このキャッチコピーはとても簡単に作れます。
麻薬のような中毒性をもつキャッチコピーの作り方
「今、売れてます」
これをPOPにして置いておくだけで、全然売れなかった商品が売れていきます。
作るのはとても簡単ですが、「今、売れてます」のPOPばかりだと、お客さんは「本当に売れているのだろうか」と不信に思います。
「今、売れてます」は、他のお客さんのその商品に対する客観的な評価です。
(お客さんはそう感じます)
なので、客観的な評価のパターンを変えてPOPにします。
「ランキング○位」
「○○推薦」
「あの○○も愛用している」
ランキング外なのにランキング1位とか、ウソを書くのは止めたほうがいいです。
(たまに来る監視員のようなお客さんにバレます)
ただランキング外の商品でもランキング上位にすることはできます。
自分のお店のランキングでもいいですし。
「○○推薦」「あの○○も愛用している」は、有名人や権威者が使っている商品は価値があるという、人間のバイアスを利用しています。
ただ、芸能人や大学教授に商品を推薦してもらったり、使ってもらうのは難しいです。
だけど、権威者を作ることはけっこう簡単です。
「現役東大合格者も愛用」
それなりに説得力ありませんか?
どんな商品に「麻薬のような中毒性をもつキャッチコピー」は有効か?
簡単にいえば「大衆向けの商品」です。
お客さんは「大衆向けの商品」を「とりあえず買っておこう」という買い方をします。
情報収集などをせずに手軽に買いたい商品です。
逆に「専門性の高い商品」は、お客さんに商品知識があり、その知識と集めた情報を元に商品を選んで買うため、このキャッチコピーはあまり効果ありません。
大衆向け商品に「今、売れてます」を使えば、お店関係のない他人が評価しているため、信用度は高かまって沢山売れるようになります。
新しくお店を作るなら覚えておきたい商品にあったセールスの基本
10年以上前、小学校から友人がマニア向けのファッションショップをオープンさせました。
20歳になったばかりの友人は、商売のイロハを全く知らないけど「まーとりあえずやってみるわ」などと、勢いだけで始めたショップ。
結構お客さんは入っていたようですが、売上不振によって2年も持たずに潰れてしまいます。
お客さんもそれなりに来てくれた。
ダメだったのはおそらくセールス方法。
品ぞろえが良く、お客さんが多く来ても、最後の売りこみが悪かったために売上は伸びなかったのではないかと思います。
当時のわたしは「何でお客さんは多くいるのに潰れたんだ?」と、潰れた原因を理解することはできませんでした。
だけど今なら、潰れてしまった原因が何となくわかる。
今回は、これからお店を始める人に知っておいてもらいたい、個々の商品にあったセールス方法を書いてみたいと思います。
商品を4つに分類して、販促方法をパターン分けして考える
商品やサービスを4つに分類すると、覚えやすくて考えやすくなります。
分類の軸は「商品の専門性」と「だれが宣伝するか」です。
「専門的な商品」を自分で宣伝する
「専門的な商品」を買うお客さんは、この商品の知識をある程度持っている人達です。
この商品を「お店が宣伝する」ときは、メリットとデメリットを正しく伝えましょう。
だけどこんなデメリットもある。
ただ、このデメリットはこういう使い方をすれば問題にならない。
お客さんにとって「お店の言葉」は、商品を買わせようとする宣伝だと無意識に思ってしまうため、信用しにくいものです。
こういうときは、宣伝とは逆の「デメリット」を伝えることで、客観的な意見だと感じてくれます。
「一般的な商品」を自分で宣伝する
「一般的な商品」を買うお客さんは、この商品の知識をあまり持っていない人達です。
この商品を「お店が宣伝する」ときは、メリットを正しく伝えましょう。
だからこんな人は買ったほうがいい。
「専門的な商品」とは逆に、デメリットはなるべく伝えないようにします。
あまり知識の無いお客さんにデメリットを伝えると、その情報を消化しきれないため、「ちょっと調べるからまた今度にしよう」と買いしぶりを起こしてしまいます。
「一般的な商品」を他人が宣伝する
「一般的な商品」は、「使ってみると意外と良かった」と思ってくれた人達が宣伝してくれるようになります。
この商品を「他人に宣伝してもらう」には、ギャップを演出しましょう。
おっ意外といいじゃん。
このちょっとした感動を誰かに伝えたい!
人は自分の受けた「感情」を人に伝えていきます。
期待と現実のギャップが「感情」となり、多くの人に伝えたいというエネルギーになってくれます。
お店が宣伝すると「売る」という目的が明確なため、説得力はありません。
しかし、お店の利益とは関係の無い「他人」が宣伝すると、客観的な意見だと感じられ説得力は高くなります。
「専門的な商品」を他人が宣伝する
「専門的な商品」は、熱心なファンの人達が宣伝してくれるようになります。
個人飲食店の場合、この常連の人達が新しいお客さんを連れてきてくれる割合が高いです。
この常連の人達は、「専門的な商品」をファッションのように使います。
「この商品を使っている自分を見てほしい」という感情のキーワードは「独占欲」と「重要感」です。
「独占欲」は「自分だけが使っている」という欲求です。
この人達は「専門的な商品」に人気が出ると、急に冷めていきます。
どんなお店でもお客さんの新陳代謝を繰り返しながら、大きくなっていくものです。
「承認欲」は「その商品に関連する人達に認められたい」「その商品の重要なポジションに付きたい」という欲求です。
社会的に地位のある人であっても、お店でこの欲求を満たすことに快感を感じています。
と名前を呼び「承認欲」を満たすのはよく使われている手法ですが、さらに手を加えて
「○○さんいらっしゃい。久しぶりですねー」
と言ってみましょう。
お客さんがニンマリしてくれます。
「久しぶりですねー」っていうのは、言われてみると意外に気持ちの良いものです。
逆に「おっ。またきたねー」と言うのをわたしは禁句にしています。
部下を連れてきたちょっと偉い人にこれを言ってしまい、バツの悪い微妙な雰囲気になったから。
たぶん、「おっ。またきたねー」というのは「今日のも来たんかい!ヒマだねー」という意味に聞こえてしまったようです。
人によりけりだとは思いますが、不快に感じる人もいるということで使わないほうがいいです。
詐欺にあった・・・。詐欺の手口と騙された人の心理状態
1ヶ月ほど前、詐欺にあった。
つい最近まで詐欺にあったという自覚は無かったのだが、友人にその話をしたところ、それは典型的な「寸借詐欺」だと言われた。
「あー、やられたなー・・・。」
というのがそのときの心境。
「寸借詐欺」は、結構メジャーな詐欺手法なんだけど、詐欺の被害にあったということに気がつかない人も多いらしい。
それってまさに自分。
そんなメジャーな「寸借詐欺」だけど、わたしみたいな失敗を少しでも減らせる教訓になればと思い、詐欺にあったときの状況と、詐欺の手口、詐欺に引っかかる人の心理状態をまとめてみました。
ニッチ市場を狙うときに一度はやっておきたい「ファイブフォース分析」
わたしは、ライバルがいないという理由だけでニッチ市場に進出し、痛い目をみたことがあります。
ニッチ市場はライバル不在という理由だけで成り立つものではありません。
「お店が存続できる利益を確保できる規模か?」「ライバル以外に脅威となる要因は無いか?」「ライバルの参入しやすい市場か?」など、考えておけばよかったと思うことは山ほどありました。
今回は、ニッチ市場で生き残っていくための「ファイブフォース分析」について書いてみたいと思います。
お金のセンスを身につけよう。成功者から学ぶ「お金の本質」まとめ
ロバート・キヨサキ(金持ち父さん 貧乏父さん)
お金とは、無慈悲な主人だが、自分の代りに働いてくれる有益な召使いにもなる。
本田 健(ユダヤ人大富豪の教え)
お金とは、社会の中を流れる川のようなもの。
お金持ちになるには、この流れを作るのが一番手っ取り早い。
自分がもらえるお金は「サービスの質 × 喜んでくれた人の数」によって決まる。