原点に戻ろう。全ての自己啓発書が行きつく「原因と結果の法則」

(更新 ) 本


「なぜか○○才から伸びる人」「自分を変える○○」「○○で人生を変える」「○○する自信の作り方」など、世の中には多くの自己啓発本が溢れかえっています。

これら全ての自己啓発本は、1902年に発表された1冊の本「原因と結果の法則」が元になっていると言われています。

「7つの習慣」
「思考は現実化する」
「人を動かす」
といった名著にも影響を与えました。

今回は、自己啓発の原点になっている「原因と結果の法則」を紹介いたします。


原因と結果の法則

自分の人生は「原因(自分の内面)」と「その結果(環境)」にすぎない。
自分の人生は、自分が形創っているのであり、環境によって創られるものではない。
自分自身を映しだしているのが、自分を取りまく環境だから。

これは、どんな策略をくわだてようが、変えることができない絶対的な法則であり、揺らぐことはない。

心が荒んでいるとき、いつも痛みがつきまとう。
心が清らかなとき、いつも幸せをもたらしてくれる。

心は「種」、行動は「花」、喜びや悲しみといった感情はその「果実」である。
人は、自分で育てた甘い果実、あるいは苦い果実を収穫し続ける。

人生に偶然などは存在しない。
なるべくしてそうなった。

人間は心の主人であり、人格の制作者であり、環境と運命の設計者となる。

人生の成功者とは

成功者は自分の心を管理し、人格の向上に努めている。
「環境は心から創られる」ということを熟知しているから。

人が罪を犯したり、貧困に苦しむのは、運命や環境のせいではない。
不純な心と利己的な願望がそうさせる。
澄んだ心を持つものは、たとえどんな誘惑を受けようとも、それに屈することは無い。

口先だけのキレイごとや夢物語は、己の成長を阻むことになる。
内面にある心は、それが清らかでも汚れても、着実に成長し続ける。

環境を変えたいのであれば、原因となる自分自身の内側を変えなければいけない。
多くの人は環境を変えることに努力をそそぐが、自分自身を変えようとはしない。
いつになっても環境を変えられない理由はここにある。

自分を意欲的に変えようとする人は、明確に設定した目標の達成にけっして失敗することは無い。
この人たちは、目標達成のために自分の欲望の多くを犠牲にしている。

自分の欲望を優先させる人たちは、明確な目標も、そこにたどり着く計画も立てられない。
自分の真の能力を見出すことも、成長させることもできない。
何をやっても失敗する。

過酷な労働環境に不満を持っているとき、わずかな余暇の時間を「目標達成に向けての行動」にするのか、「不満を解消するための遊び」にするのかで人生は変わる。

たとえ今の環境がどんなに悪くても、さらに悪化させるのか、今のまま同じ場所にとどまるのか、好転させるのかは、自分自身の心によってのみ決まる。

あらゆる成功は、努力の結果である。

目標を達成するエネルギー

人を目標に向かわせるエネルギーは「自分はそれを達成できる」という信念から生まれる。
その信念に対する疑いや恐れは、目標達成の最大の敵となる。

疑いと恐れを克服するには、失敗を克服しなければいけない。
たとえ目標達成に失敗したとしても、そこから身に付けることのできる能力は、成功への基礎となる。

目標を達成する能力は「持続的な鍛錬によってのみ強化される」という真実を信じたとき、疑いや恐れは努力に変わる。


「原因と結果の法則」は全100ページほどの本です。
その薄さゆえ数十分で読めますが、トイレに置いて何度も読み返したくなる重さを持った名著です。

この本を読めば、書店に並んでいるすべての自己啓発本が「原因と結果の法則」に行きつくのを感じることができます。

世の中に溢れる複雑怪奇な成功法則。

その本質は、とってもシンプルなのでした。



原因と結果の法則